研究開発項目1:サブメートルスケールシミュレーションのためのモデル開発 (目的)1m以下の解像度に適したモデルをつくります。 研究開発課題1接地層乱流スキーム開発(PI. 伊藤 純至) 地表面付近の1mオーダーの乱流を推定できる新しい計算式を導入します。 研究開発課題2高精度力学スキーム開発(PI. 河合 佑太) 大気の流れを高精度・高効率で計算できるようにします。 研究開発項目2:物理法則に基づく物理過程スキーム開発 (目的)積乱雲を現実に近い形で再現します。 研究開発課題1ラグランジュ粒子ベース雲微物理スキーム開発(PI. 島 伸一郎) 多様な水滴や氷粒をきちんと表現して計算することで、積乱雲の生成・発達や降雨を高い精度で再現します。 研究開発課題2エアロゾル・雲降水・雷統合スキーム開発(PI. 佐藤 陽祐) エアロゾルと雷発生の計算を統合して積乱雲を再現します。 研究開発項目3:シミュレーション評価 (目的)蓋然性の推定精度を向上させるための評価や要因分析を行います。 研究開発課題1蓋然性推定精度検証(PI. 西澤 誠也) 気象モデルがどれくらい蓋然性を正しく推定できるのか、調べる手法をつくり、新しく開発した気象モデルの推定精度の検証を行います。 研究開発課題2非線形相互作用を含めた不確実性の要因分析(PI. 足立 幸穂) 豪雨の予測結果に気象シミュレーションの各要素がどれだけ影響を与えるのかを分析します。 研究開発課題3離散化による不安定モードの変質による影響評価(PI. 宮本 佳明) 積乱雲などを現実に近い精度で描き出せる解像度を理論的に導き出します。